斎藤先生が亡くなり1年が経とうとしています。
ご命日を前に、生前に取り組んでいらしたレコーディングの音源をCDにすることが実現しました。
フルーティストで長年の共演者であり大親友でいらした萩原貴子先生が監修され、また、たくさんの方々のご協力で出来上がりました。
ピアノの音と共に息遣いが聞こえてきて、まるでそこで弾いていらっしゃるようです。
演奏の1音目から、斎藤雅広先生のピアノへの、音楽への深い想いを感じます。
そして素晴らしい世界が広がります。
多くの方にお聴きいただければ嬉しいです。
7月25日のリリースです。
CD『ザ・ヴィルトゥオーゾ!』ピアノ 斎藤雅広
超絶技巧や難度の高い箇所をものともせずに疾走していく爽快なテクニックを披露し、近年はそこに成熟した表現力と情感豊かな響きを加味した特有のピアニズムを聴かせてくれた。そんな彼は、人生の最後に貴重な録音を残してくれた(CDブックレット 伊熊よし子氏 より)
■ショパン:バラード第4番 ヘ短調 作品52
■スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番 嬰へ長調 作品30
■フォーレ:ヴァルス・カプリス第4番 変イ長調 作品62
■シューマン:6つの間奏曲Op.4
■ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 作品28「田園」
●ナミレコード
WWCC-7968
¥2,750(税抜価格¥2,500)