「キラク」のはす向かいに赤く細長いビルが出来て、そこに中華が入った。入ったというか自社ビルだそうで、「香港美食園」は大塚で長く老舗としてやっていた中華。
「麻婆豆腐」と「ニラレバ炒め」は「
佳華」のたっぷりの具の家庭的な味も大好きだが、こちらはスタンダード。「麻婆」も家で作る感じの味の上級編で懐かしい味、これなら間違いなく「麻婆丼」もうまいだろう。後日行ったら辛かったのでちょっと何とも言えない。「ニラレバ」のほうもお肉が多く野菜のお飾りも可愛い。「酢豚」はかなり甘め。そして完全なばら肉なのでやや脂っぽい。なので「スペアリブの甘酢あんかけ」(右写真)をおすすめしたい。酢豚のような甘さが気にならずとてもおいしい。「チャーハン」は普通に、ノスタルジックなラーメン屋のように(笑)グリンピースやハムのきざみも入っていて、昔食べたような感じも手伝ってかとてもうまい。僕は具材がごろごろ入っている高級なチャーハンより、こんな安い感じのチャーハンのほうが好きだったりする。好みは分かれるところだね。
また最近行ったところ定食が食べられるようになった。みな1000円前後でリーズナブル。色々メニューを選べて楽しいが、多少ばらつきはあるようだ。「鶏カシュー」はやや味が濃くしょっぱい。同じ味が濃くともホイコーローは、甘味噌仕上げで私の好みには合う。「焼餃子」は5つのうち2個にエビが入っている高級志向。上品でおいしくこれはお気に入り。ところで最も驚いたというか気に入ったのは写真の「広東風ヤキソバ」。お好み焼きのように周りをパリパリに固めて焦がして、中にヤキソバが入っているというもの。このメニューは中華街とか、店を選ばないとなかなか食べられないものなので、とても嬉しい。ここのはヤキソバの具は肉もエビもあって、バランス良くジューシーで非常にうまかった。
店内には中国の歌が延々とかかっている。そしてテレビの音量も気になる(爆笑)。確かに「佳華」が1人や2人で行く、こちらは大勢で行くほうが良い店かもしれないし、料理のスピードもなかなか速い。ランチもあって夜12時まで営業している。さて宴会といえば、もうあっという間にクリスマスコンサートの具体的な打ち合わせをする時期になってしまった。