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デビュー30周年記念コンサート、おかげ様で無事終了

デビュー30周年記念コンサート、おかげ様で無事終了_a0041150_10521070.jpg皆様のおかげをもちまして30周年コンサートが無事終了いたしました。

私の思っていたよりもコンサートは面白かったらしく(笑)、大きな大きな喜びのメッセージと反響をいっぱいいただいております。音楽を普通に楽しもうという一般の方から、厳しいジャーナリスト&識者の皆様も、みなさん大喜びしてくださっています。ありがたいです。これだけのメンバーでこれだけの名曲で、楽しくないわけはないということですが、私自身も楽しみ、共演者の方々も楽しんでいただいた、私の生涯で忘れえぬコンサートとなりました。おかげ様でチケットも売り切り大盛会のコンサートとなったことも嬉しく、あらためまして心から御礼を申し上げます。コンサート自体は6時半からスタートして9時半に及び、休憩入れて3時間。でも本当に充実した一瞬の時間のように感じられ、客席とも一体になれて楽しかったです。

デビュー30周年記念コンサート、おかげ様で無事終了_a0041150_2173576.jpgデビュー30周年記念コンサート、おかげ様で無事終了_a0041150_2182888.jpgこのコンサートの楽しさを象徴していますのは、ヤマハ等のこの業界関係のトップからの大きな花かごに加えて、なんと私の行きつけの人形町の名店「太田鮨」さんと「鰻の大和田本店」さんからの花かごが並んだことですね(笑)。クラシック、それも東京文化、おまけにフランス音楽の夕べでこれはありえないくらいに素敵なことではありませんか?大感謝です。ありえないといえば、ここに登場した演奏家の皆さんが、自分の演奏以外のときにサッサと客席に混じって聴いていたりしたことです。林美智子さんはついにドレスのまま自分の出番まで客席で聴いていて、出番になって客席から上がってきた次第。なので終演後は演奏者はお客様に混じって帰られた方が多く、楽屋口で出待ちをされていた方には悪夢の想定外!ごめんなさいね。

デビュー30周年記念コンサート、おかげ様で無事終了_a0041150_2285749.jpgとにかく私自身にしても他のもろもろ仕事があるから、こんな大切なコンサートでもわずか10日ぐらいで他のコンサートやりながら準備した感じ。さらにみんなも忙しく合わせの日程もなかなか取れず、当日も1時からリハーサルを丁寧に開場直前までやらなきゃない。本番前に疲れちゃうけど「宇田川」さんからカツサンドを差し入れましたから、これがよかった。成功の要因の1つです(笑)。本番は全員がそれぞれの持ち味を発揮し、本当に良かったです。赤坂さん、足立さんはいつものスーパートリオのノリですが、でも研ぎ澄まされた素晴らしい演奏。この演奏の質の高さが、コンサートの色合いを決めました。萩原さんとのデュオは長年の業で変幻自在、マイナーなガロワーモンブランもかなり楽しく聴こえたはずです。自宅のいたずら弾きを演出した私のソロを受けて、ドビュッシーSQとのフォーレの五重奏曲は演奏のメインディッシュ。この曲でコンサートの品格がつきましたよね。コンサート最後の広瀬さんとのラ・ヴァルスも同じくメイン。彼女の個性はとても高く買っている私で、共演はとても楽しい。ともに個性の強い味のある演奏が展開できてコンサートがぐっとしまりましたね。国府さんとは全くのアドリブ勝負でした。楽しかったけど私もチャレンジャーですよね(笑)。ただ国府さんがコードの楽譜を書いてきてくださったので、時間内にもまとまりました(笑)。高嶋さんは出産後なのとお忙しいスケジュールなので、初見でも弾けるような簡単なものを私が作るというお約束をしていました。それでもセンスと味わいで素敵に聴こえるように編曲して、これがうまく出来たようで、編曲のお仕事も広がりそう。もちろん高嶋さんの艶やかな演奏があってのことです。林さんはこういうフランスものを歌うのが相応しい人だと思っていましたが、まさに的中。味があり存在感もありましたね。三舩さんともラヴェルの素敵な雰囲気を見事に演出。彼女は本当に楽しい。演奏も最高ですが人柄も最高の可愛い人です。宮本さんも素敵な衣装でおしゃれに決めてくれましたね。相変わらずの美声!私の大好きな曲を最高に歌ってくれました。本当に皆さんに感謝です。駆けつけてくれたのですから。

このコンサートはインタビュー記事なども年頭の「ピアノの本」3月号の巻頭インタビューから、「ぴあ」のピックアップフリーペーパー「ぴあクラシック」6月号、同じく「ぶらあぼ」7月号に告知広告月刊「ショパン」7月号の表紙、「ぶらあぼ」8月号の巻頭インタビュー、また「音楽の友」9月号のpeopleのコーナーでのインタビュー「月刊ピアノ」9月号には「思い出の一品」という記事、9月30日にはサンケイ新聞で紹介されました。おかげ様でいずれも大きな反響を戴きました。コンサート・レポートは「ピアノの本1月号」、「モーストリー」「ショパン」等で紹介される予定です。こちらもお楽しみに。

皆さん、心からの応援本当にありがとうございました。感謝いたしております!
by masa-hilton | 2007-10-05 02:44 | デビュー30周年関連
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