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初の「千の風」、「愛加那」・・・・・「秀鳥」で大宴会、そして宴会は今日も続く

昨日上大岡のコンサートは同級生の萩原かおりさんとの共演。ソプラノ歌手としてヴォーカリストとして活躍しているが、私はCDのお手伝い等をしたものの、ライヴの共演は初めて。ヴォーカリストとしての彼女のほうを知っていたので、本日はソプラノ歌手としての底力を見せてもらって、とても楽しく嬉しかった。学生時代から大変仲良しで、チャーミングで性格も優しく大人だから、ずいぶんケアをしていただいていることと思う。

初の「千の風」、「愛加那」・・・・・「秀鳥」で大宴会、そして宴会は今日も続く_a0041150_20213146.jpgまずは初の「千の風」。もともとこの曲を今までやらなかったのは、別にアンチじゃないけど好きでもない(笑)というか、前奏も5小節と不自然に始まり、字余り風な譜割りの素人臭い作りが、演奏上きわめてやりにくいのと、単調な旋律の動きと見るべきものがないから。こんな風に書くとこの曲が大好きな方から怒られてしまいそうだが、これは専門家はだれもが言っていることで、だからだれが歌っても(クラシックの歌手)なかなかうまく聴こえない難曲にもなってしまっている。でも今回やってみてよくわかったが、平板なテンポ設定と陰影のない歌い方によって、そうなっているだけであって、いくらでもやり方はあるようだ。逆に言うと、普段あまりにも低いテクニックで歌われ続けているかわいそうな曲かもしれない。今回の萩原さんは実にセンスの良い設定で、声の威力もらくらく高いEsも出るゆとりを生かして、とてもうまく歌った。リハーサルのときから譜めくりの直次郎は泣き出すし、本番は歓声とため息と涙に包まれて、とてもすばらしいことになって感激した。少なくてもこれだけうまい歌で「千の風」を聴くのはだれしも初めてだったことだろう。かおりちゃんも超ゴキゲンで終了後は見事な酔っぱらいだ(左写真)。

「愛加那」は西郷隆盛の島の妻であり、その愛の生涯を綴ったもの。これを私がクラシックバージョンに仕上げたものをやってみたわけで、こちらも内容が深く伝わる成果を得られ大成功だった。

さて昨日の宴会は、焼鳥の「秀鳥」(しゅうちょう)。こじんまりとしたおやじの店だ。ここで大いに盛り上がる。さすがにおやじ系の焼鳥屋はしっかりビリビリ焼くね。これはこれでなかなかおいしい、スタンダードな焼鳥だ。「カシラ」と「ナンコツ」をタレで戴いてこれはうまかった!プチトマトの焼き物は、なんか子供のころに遊んだスーパーボールを思い出す(笑)。味もなかなか!タレで食べたかったが塩で焼いた手羽はここの人気メニュー!これが最後の1つだった。

初の「千の風」、「愛加那」・・・・・「秀鳥」で大宴会、そして宴会は今日も続く_a0041150_23554214.jpg初の「千の風」、「愛加那」・・・・・「秀鳥」で大宴会、そして宴会は今日も続く_a0041150_2356074.jpg初の「千の風」、「愛加那」・・・・・「秀鳥」で大宴会、そして宴会は今日も続く_a0041150_23561426.jpg
一夜明けて今日は大あらわ!福井の24日のコンサートのリハーサルを人形町で。林美智子さん、工藤志州さん、有本泰子さん、そして池田直樹さんが続々わが家へ!工藤さんと有本さんは前から存じ上げていたが初共演。二期会で頑張っているソプラノだ。リハは楽しくいったが、今日は仕事の前の立ち寄りであわてて帰宅。池田さんと林さんとは太田鮨で大宴会!池田さんは江戸前の「煮ハマ」を楽しみにされていたので大満足のご様子!おなかがはちきれるほど食べた~~。コンサートのほうは「蟹の季節の福井」だけれどもケアは出来ないので「今日のお寿司のかわりに駅弁で我慢してね」といったところだ。もうすでに打ち上げの様相だった(爆笑)。
by masa-hilton | 2007-12-18 00:11 | 日々の出来事
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