人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ひま人というのは・・・・・

今年は大学等のレッスンもなく、定期的に来るプライヴェートのお弟子さんも立派に巣立って、完全なフリーになった。とてもすがすがしい感覚だ、そうなのだが一歩間違えば「ぷー太郎」である(笑)。本来ならばアーティストたるものは、もともと「ぷー太郎」が基本(笑)。誰しも2足のわらじは履きたくないと思っているものだ。ところで、ひま人というのはひまなときが忙しい人のことを言うみたい(笑)。今年はけっこう人に会ったし積極的に企画も考えた。30歳のころ荒波にもまれながら、日々を生きていたあのころの感覚を思い出す。他人様の心配をしなくていい分、ありがたく自分のことで動き回われるということだ。でもそれができるのは多くの方々の支えがあってこそで、とても活気のあった今年、改めて皆様にお礼と感謝の気持ちをお伝えしたい。

ひま人というのは・・・・・_a0041150_23553335.jpg親しい方と広尾にある「ラ・ビスボッチャ」に出かける。イタリア政府公認の唯一のイタリアンとして、今から10年ぐらい前は予約しても取れないぐらいの店だったが、最近は一般的になってしまってそうでもないらしい。私はここの姉妹店の恵比寿の「イル・ボッカローネ」に足しげく通ったことがある。もう20年近く前だ。当時はルーコラのサラダとかパルメザンチーズのリゾットとかが大変珍しかった時代である。来日したクラウディオ・アバードとかも喜んで通っていた店である。この日もとにかく美味しかったが店が暗く、写真はうまく撮れなかった(笑)。お店のHP見てね。

そんな「ラ・ビスボッチャ」は私のよく知る昔の「イル・ボッカローネ」と同じスタンスだった。客層はイタリア人のお客さんたちと、若い人はデート組が多く、フォーマルで上品ながらちょっと薄着の女性が多いのはなぜなんだ(笑)?けっこう「懐かしいお味」という感じだったなあ。すべて美味しく戴いたが、こういう感じは今では古いタイプのレストランなのかもしれない。私も珍しくワインをガブガブ飲んでしまい、ちょっとやばかった(笑)。久しぶりの広尾は駅前に大きなアニマルが電気仕掛けで動いていてビックリ。ちょっと行くとこれまた昔しょっちゅう利用していたレストラン「シェ・モルチェ」があった。明治屋のフレンチ・レストランだ。「まだあるんだ~」とこれもまたビックリ。昔はベーゼンドルファーが置いてあって、ここで演奏したこともあった。定期的なコンサートも開かれていたんじゃなかったかな?

人形町では普通の生活。海鮮丼の食べ比べをしようと思っていたが、急にエビフライが食べたくなって中止(笑)。エビフライと言えばとんかつの「すがや」。家庭的な太い海老を出してくれいつも満足。今日は海老が1本足らなかったから、カニコロッケとのエビ&カニ定食にしてもらった。実は前からこういう風にして食べたかったのだが、実際食べてみると海老は海老、カニはカニでミックスにしないほうが良いようだ。共に匂いがあるからね、やはり個別のほうが美味しい。久しぶりのビストロ・トカチにも行ってみた。こちらは「古き良き洋食屋さんの」海老フライだ。海老はまっすぐに伸びて少し大きめ、タルタルソースで戴く。懐かしい気分を満喫できる。揚げ物ついでに「三友」のカキフライ。この「俵コロッケ」のような大きなものにカキが6~7個入っている「人形町の3大珍味」の1つ。やっぱりおいしいね。

ひま人というのは・・・・・_a0041150_2345647.jpgひま人というのは・・・・・_a0041150_23453325.jpgひま人というのは・・・・・_a0041150_23454932.jpg
露店が並び「日山」「魚久」のような老舗も外に売店を出して特売をしている。年もいよいよ押し詰まってきたということだが、なんだかんだとひま人は忙しく、今年も年賀状は遅れます。すみません。でもとてもかわいい!ので乞うご期待!
by masa-hilton | 2009-12-28 23:58 | 音楽・雑記
<< 恒例のお誕生日イベント!幸せ!! 休日は怒涛の鑑賞 その16 >>