松戸の森のホールでかつて私がやっていた「ごきげんDEリサイタル」。この新シリーズが今年復活いたします。思えば
2004年と
2005年ですから、ずいぶん前の企画だったんですね。時がたつのは早いとも思うのですが、この間色々やってきたんだな~という充足感もあり感慨深いですね。改めて皆様に感謝いたします。本当にありがとうございます。
さて今回の新シリーズは今回のヴァイオリニストの吉田恭子さん、ジャズピアニストの国府弘子さん、メゾソプラノの林美智子さんと続いていく予定です。お楽しみに。
吉田恭子さんはおそらくいま日本で最も公演数の多い、幅広く大活躍のヴァイオリニストです。私は彼女のデビューの頃に室内楽で共演させていただき、その後私の縁ある草加市でのジュニアフィルのコンサートで、コンチェルトをいっしょに弾いていただきました。その折、子供たちですので粗のあるオーケストラで、無理なお願いだったのにもかかわらず、とても真摯に素敵に演奏していただいたのが印象的でした。それもそのはず彼女は「ふれあいコンサート」という形で、クラシックを多くの子供たちに親しんでもらえるような演奏会も含めた、ハートウォーミングな活動に力を注いでいます。先だっても「徹子の部屋」に出られたのでご覧になったかたも多いでしょう。今回も楽しく素敵な名曲を集めての魅力満載のステージになるでしょう。とても楽しみです。
ちなみにモーツァルトはハ長調に変更しました。あとはパガニーニのタンクレディ(ロッシーニ)のヴァリエション等が加わります。ラフマニノフの「祈り」はピアノ協奏曲2番の2楽章のクライスラー版で、私も初めて知りました。皆様とお目にかかれるのを楽しみにいたしております。ぜひいらして下さいね。お待ちいたしております。