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月刊「ショパン」1月号は、思いがけず節目の号に

a0041150_17474900.jpg月刊「ショパン」1月号は当然のことながら、浜松コンクールの特集号ですね。牛田くん頑張りましたね。私はあっけなく女性陣が消えてしまったのがちょっと残念でした。今回は若手のエース級が揃って受けていたので、注目も高かったのだと思いますが、私の周りの専門家たちは、前回のほうが色々と多く話題にしていたかのように思いますね。

いずれにしても、日本を代表する国際コンクールの1つですから、ホントはスケートぐらい注目されて欲しいんですよね。私は牛田くんは優勝しても良かったとも思っています。というか「イエス」「ノー」で審査していった場合、彼の演奏に辛い点数をつけることはできても、「ノー」と言うことはなかなかできないと思います。それも大きな才能です。きっと今後、大輪の花を咲かせてくれることでしょう。

ところで先ごろ、「ショパン」の内藤会長がご逝去されました。まさに創刊されたご本人ですし、91歳で亡くなるまで第一線で、ピアニスト達にエールを送り続けてくださった恩人ですね。かつて隆盛を誇っていた音楽雑誌が、今や薄い雑誌になり果てている中、「ショパン」が変わらず元気なのは、会長のピアニスト達に対する優しさゆえでした。心からご冥福をお祈りします、合掌。

その会長のご葬儀にピアニストを代表する形で弔辞を述べることになり、それは大変重いお役目で恐縮の至りでしたが、とても変な話なのですが、私はあまりご葬儀などに伺えずにいた身でしたので、そのマナー等も何も知らずに少し慌ててしまいました。お数珠なども初めて買いましたし・・・・その「弔辞」はお手紙であるので、正式には筆で!とか巻紙で!とか、いろいろマナーが書いてあったのですが、やはり心からの言葉を述べたかったので、文章は書かずに語り掛ける形にさせて戴きました。最近はそういう人も多いと、後から聞きホッとしています。自分らしいスタイルを選ばせていただきました、すみません。そして色々と感謝の言葉やお悔やみを述べさせていただきましたが、一応封書にも一言添えて、ご霊前にお供えしてまいりました。
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そんな私を、きっと会長は天国で笑って見ていらしたことと思います。

対談はテレビドラマやアニメ、すべてに超売れっ子な作曲家・沢田完さんにご登場いただきました。彼とは昔からの付き合いですが、今は日本で一番忙しい作曲家です。もともとオーケストレーションの魔術師と言われていた沢田さん、その知識と実力はドラマに集中されてはもったいない。ぜひコンクールの課題曲や湯山昭に続く子供のためのピアノ曲を書いてくれたらなあ~と願っています。

お店はとても美味しい「銀座ロビー」にて。銀座の隠れ家、和食です。前菜はクジラのベーコン、カキのオイル漬け、子持ち昆布。お味がとても良いんですよ。
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「白子の茶碗蒸」が不味いわけがない、濃厚で大好き。
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「さば」を昆布でしめた刺身、得意なメニューでこれがまた旨い。臭みなども全くなく、ぺろぺろとイケちゃいますね。
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蓮根とごぼうを使った「さつま揚げ」。食感もお味も好み。「目鯛の麹漬け焼」「豚の炭火焼」とまあ、私の好みのものが次から次へと出てくるんです。良い店だなあ!(笑)
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最後は「カニの釜めし」で。これがまたいいんだよ。
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美味しく大満足。対談もとても楽しくうまく行きました。ぜひご覧ください。次回は梅村知世さんです。

by masa-hilton | 2018-12-22 23:46 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」12月号では懐かしの再会

a0041150_11242502.jpg月刊「ショパン」12月号はなかなか深い内容だ。特集も切り込んだ感じがあるね。

紙媒体がネットに押されているせいと、なんだかんだクラシック離れの傾向が重なって、昔は厚かった「音楽の友」「レコード芸術」とかも、今や薄い雑誌になっているし、ひょっとするとマニアックなアニメの同人誌にも負けちゃっているかもしれない。その割にはコアな内容にもできないし、苦悩の多い所だろうね。

その点、この「ショパン」は頑張っていると思う。ピアニストがいなくならない限り月刊「ショパン」あり!って感じで心強くもある。でもピアニストは増加の一方だから(笑)。ホントに知らない人がいっぱいいて、それも頼もしいような残酷なような、大変なことには違いない。

今回はピアニストの系譜が特集になっていて、私もチェルニー=ステファンスカ先生の系譜について書いた。ところが、系譜について書くのだと思って、先生のスタイルや芸風のルーツをたどって書いたのだが、他の人は自分の先生との思い出話を書いていて、ありゃりゃになった。1人だけ浮いているではないか(笑)!!個人的には、私はオタクだからね、他の人のも系譜ぽいことをもっと書いてほしかったな、それを読みたかった(笑)。

表紙の上原彩子さん、彼女と最初に会ったときが面白い。彼女が挨拶してくれたセリフが「斎藤さんこんにちは、私も斎藤です!」だった(爆笑)。子育てや演奏活動、すべてをしっかりこなせていて素晴らしいよね。

さて対談は学生時代、一番近くにいて楽しく遊んでいた山城浩一くんをお呼びした。奥さんの三井さんもよく知っている、当時はイケイケのギャルだったね。時のたつのは早い、あっという間だ。最近は訃報も多く、悔いのない余生を送らなくてはと思っているよ。また山城くんは「ショパン」の今や編集長代理になっているカルビーナさんの恩師、ここでも良い懐かしい出会いがあって、楽しいひと時だった。

場所はお気に入りのイタリアン「オーラム」だ。銀座ヤマハのすぐ近くの便利なお店。初めて夜に行ったが、夜のほうが断然美味しい。これは使えるお店だ。メニューは定番なものだが、味がマジに良いんだよ。サーモンやステーキかあ・・・・と思いきや美味しい!普通っぽいけど上手いっていうのは、ピアニストでも価値ある人だ、昔のチッコリーニみたいにね。とても楽しめた。ここは再訪、間違いない!すぐにでも行きたいね。
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ちょうど時期がハロウィンのころだったからお店もそんな感じで。
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対談は続く。お友達がどんどん登場で、次回は日本一売れっ子の作曲家、沢田完さん。ドクターXの音楽も彼だ!「私失敗しないので」(笑)。

by masa-hilton | 2018-11-29 11:48 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」11月号 対談が50回を迎えました

a0041150_05184896.jpg月刊「ショパン」11月号、まずは表紙の人を知りません(笑)。やはりいっぱいピアニストいるんだなあという感じです。みんながんばっているんですよ。

特集はピアノの入る部屋についてですが、私は引っ越しが大好きです。ホントならもっと引越ししたいんですけどね、ピアノを抱えての引っ越しは無理ですよ。

ピアノの入る部屋って!まずはそこそこの広さが必要です。ご近所のために絶対防音工事が必要ですから、管楽器ならば4畳半の部屋でも・・・・動かないで演奏するから大丈夫ですが、ヴァイオリンやチェロだと弓を持つ手がありますから・・・・防音室、大丈夫ですかね?以前賃貸マンションの時は6畳のお部屋で、ヤマハで言えばC3サイズのピアノでいっぱいいっぱいでしたからね~、リハーサルなんかもできる部屋と思えば最低10畳ぐらいは必要になります。

防音工事も完璧にやったとしてもですよ、例えば上に住んでいる方がベッドで寝ていらっしゃれば大丈夫ですが、お布団だとね(笑)、結局床に耳をつけていらっしゃる状態になるので、そりゃどんなに防音してたって聞こえちゃいます。

そこは防音業者に頑張ってもらわないと!ドラムスが入っても大丈夫なぐらいの防音にしてはいますが、お金かかるし、そうはホイホイ、あちこち引っ越しはできません。

さて、対談が50回を迎えました。ありがとうございます。皆様のおかげです。50回・・・・毎回違うお店で食べました!これもスゴイよね。で、50人近くピアニストの友達がいるって(笑)。ピアニストってみんな仲が悪そうだから(爆笑)、これもありえない。ちなみにひとりだけ断った人がいますね。もちろんこれからも続いていきます。

スタートした第1回目が2014年の話です。その1回目ゲストは小川典子さんでした。だから50回を記念して再度、ご登場お願いしました。浜松コンクールもあるのでね。30回目のゲストの真嶋雄大さんにも再登場をお願いして、浜コンの話を中心ににぎやかに!楽しかったです。ぜひお楽しみに。

今回は大好きな「夢屋銀兵衛・虎夢」です。このブログでもおなじみのお店なので、コメントも無用かな?美味しかったです。つい最近も行っています。お馴染みの夢冠、ゼリー状のワインが旨し。
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サンマのお寿司、子持ち昆布と蓮芋の巻物、栗と芋を使った揚げ物です。ホントに美味しい。
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鍋は焼きナスを使った潮なべ、美味しいお造りと続く。
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定番のフォアグラ、麦豚の養老蒸し。
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口直しの甘くないお芋のアイスクリーム、これがいいんだよね。
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大好きな鴨のロースの治部煮。
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サフランライスのドライ・カレー、デザートも美味しい。
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本当に対談も応援ありがとうございます、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。次回は山城浩一さん、三井美奈子さんご夫妻です。お楽しみに。

by masa-hilton | 2018-10-26 13:12 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」10月号は、ムジカルタのレポートが!

a0041150_07383545.jpg今回もありがたいことに、私が招待されているフランス・アルザス地方の音楽祭「ムジカルタ」のレポートをカラーページで載せてくれた。

今年のフランスも暑くて、そういう意味では大変だったけど、音楽にどっぷりつかることができる時間は、本当に素敵だ。生活も規則正しく、活気づくし。日本にいるときもこういう感じで生活していたいね。絶対その方が長生きもできそうだ。

来年もまた行くことが決定してしまったので(笑)、また色々楽しもうと思っている。皆さんもぜひご一緒しましょう。

さて演奏会のノウハウの特集記事もあるが、初見についての記事が注目だ。初見でどのくらいできるか?ってできればできるに越したことがない。声楽の伴奏なんかは、歌手が前日に来日して突然曲目が変わることもあるし、舞台の上で全く新しい譜面を渡されアンコールで歌うような場面もある。伴奏はもとよりソロだって、急に頼まれるリサイタルとか、初見が利くことによって、仕事を逃すことなく受けられたりもするのだ。

かなり初見も利くし、譜読みも早いが、私は絶対に時間を長くかければかけるほど良いと思っている。また初見自体も特殊能力ではなく、田村宏先生に言われて、子供のころ特訓に特訓を重ねて得た技術である。何事も練習あるのみ!とてもきつかった(笑)。でも厳しく育てていただいたお陰だ。

さて「お江戸で連談」は同級生のピアニスト中井正子さんだ。早くからフランスに行って完全フランス人。楽譜をいっぱい校訂していて、よくぞそんな細かいことができるもんだと常に感心!そしてオペラ好き。同級生にはホント楽しく個性的な人が多く、幸せだ。

食事のほうはランチで「イル・プロフーモ」。友人のソムリエ淵本さんのお店。人形町らしからぬスタイリッシュなお店を目指していて、定着してきている。今回はまた若い人向けかな?と思うほど、スッキリしたお料理だった。見るからに美しい前菜もいつもの通り。
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「冷やし中華」じゃないよ(笑)、冷製のパスタだ。ここは以前のパッケリが美味しかったんだけど、再登場とかは絶対に希めないんだよね。
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豚のお料理はここのシェフが得意とするところ。
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デザートは濃厚で美味しかった。
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さてお江戸は次回は記念すべき50回を迎える。すごいことだ!!ピアニストの友達50人近く(笑)、普通はいないしあり得ない。でもあり得ているから楽しい。50回を記念して第1回に登場した小川典子さん第30回に登場した真嶋雄大さんに特別に再登場いただいて、近づく浜コンの話でもしましょう。お楽しみに。

by masa-hilton | 2018-10-02 07:48 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」9月号は仲良しトリオで

a0041150_10050387.jpg月刊「ショパン」9月号、連載があると一か月の早さを実感しますね。いやいや、人生は短い。

今回はアニメなど、ピアノが主体の物語の特集。私なんか、業界きってのアニメオタクだからこういうピアノもの!嬉しいかと思えばさほどでもなし。やはり現実を知っているから、夢物語にはなかなかなじめませんよね。クラシックなんか伝統芸能ですから、才能だけでは上手に聴こえないので、まずアカデミックに育ってなければほとんどき聴く価値を示すことはできません。まずは独学の原石の設定は基本的にはあり得ない。設定に無理のあるものが多い。

韓国ドラマはピアニストみたいなの大好きですですよね。セレブの象徴なのかな?あれは「ピアニストが好きなんだな~(笑)」で心に留めずに見ることができます。

「のだめ」に関しては、音楽大学の取材などがきちんとしていたのが、あの当時珍しかったのと、キャラクターの面白さ、アニメならではのギャグも満載で、音楽のこととは別に楽しめます。他のものは音楽の内容がストーリーにかかわってくるので、それが的外れで白けてしまいますね。「ピアノの森」も鳴り物いりでしたが、演奏部分にあれだけの質にこだわったのに、肝心の絵の動きや表情やストーリーの奥深さが希薄で本末転倒、アニメとしては成功したとは言えるかどうか。読み込んでいく面白さみたいなものは皆無だったと思います。もっと長いクールでやれば良かったんじゃないかな?「進撃の巨人」はとても良いもんね。

今季、限りなく低予算でほとんど絵も動かないようなアニメでしたが(笑)、「ゴクドルズ」は最高でしたね。面白い!マジ良いです!下品なギャグといえばそれまでですが、その中で見逃してしまいそうなディテールへのこだわりがあり、これぞオタク魂。そしてアニメというのはイメージ・インパクトであるべきです。監督の意欲と才能が前面に出てこそのもの!そういう意味では、ソロ楽器の演奏と共通点があると思いますね。

そんなことを思いながら読んでました。

さて対談のほうは、いつも編曲などお願いしたり、いろいろお手伝いもお願いしている天才音楽家の直江香世子さん、そして相方のヴァイオリンの松浦梨沙さん。つまりこの3人で「チーム・アニソン」(笑)。また「アニソン」の露出をしたいと思っています。そして久しぶりに身内の登場でもあり、楽しく盛り上がりました。お店はリラックスして焼鳥の「六ちゃん」。最近のお気に入りですね、何気ないけど実は名店です。まずは冷やし鶏!コラーゲンたっぷりで、旨いのこれが!
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焼き鳥は串を外して出てきます。ボリュームいっぱいで旨い。
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揚げたナスで味噌田楽!これは大好きなメニュー!外せません。
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焼き鳥が盛りだくさん。上質な鶏を満喫!!
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これはシューマイ。皮の代わりにご飯で作るシューマイ!美味しい!これも定番にしなくっちゃ。
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定番はやはりバターチキンカレー!大満足!
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本当に美味しかった、楽しかった。さて次回は中井正子さんです。

by masa-hilton | 2018-09-06 10:04 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」8月号、セルフ編集になりました(笑)

a0041150_06401367.jpg最近「お江戸」の対談は、私のセルフ編集になった。ノウハウもわかっているからね。

対談の記事や、特集記事でもインタビューが主体になっているものは、普通は専門のライターさんがいてくれたり、または編集者と二人三脚で作り上げるのが常道。その方が効率が良い。原稿もらっておいて編集者が赤を入れるのも、なかなかのトラブルの種!私なんかはこだわらないけど、それでもニュアンスが変わると神経質になる。ましてや文筆家に対しては失礼なことになるので、最初から編集者が入っている方がよい。

セルフで良いことは、専門的なことはより詳しい感じになると思う。良くないことは(笑)、固有名詞もふくめてホントのことを書いちゃうので、ここは編集者にチェックしてもらっている(笑)。真実ははるかに面白い原稿だけど、あくまでも読み物だからね(笑)。

最近のパワハラ問題、確かにひどいと思うときもあるけど「それがどこパワハラなんや?」と思うこともあり。昭和に育っているから、学校の先生が生徒を並べてビンタなんて、毎日のありふれた風景だったし、レッスンだって厳しくて当たり前。舞台に立つということは何を言われても仕方がないという時代だったね。優しい時代になって良かった部分もあり!でも真剣に学ぶ人にとっては薄い世の中だ。こういう編集を通じても、様々な価値観をゲットできる良い機会だと思う。

パワハラ・・・・個人的な意見だけどピアノの場合、医療のようにセカンド・オピニオンが当たり前になって、選択肢が増えて、気軽に先生を選べれば良いのだと思う。ひどい先生は淘汰されちゃうと思うし。どっちみち音楽家なんだから(笑)先生だってまともであるはずがない(笑)、ここは期待してはいけないと思う。「今、あの先生に習えば上手くなる」けれど、いろいろなリスクがついている(笑)・・・・となればこれはゲームみたいなもの。ケース・バイ・ケースで選択できればミッション・クリアだ。

コンクールの審査委員にしても色々な価値観があるから良い。地球は自分が中心で回っているわけではないので、不特定多数の意見にさらされる・・・・舞台というのはそこが厳しいところだ。

今月は青柳いづみこさんの登場。フランスの流派の面白いお話、楽しく聞けました。1つだけバラすと、改訂版見ないで録音しちゃったのはティボーデ。でも私はその演奏持っているんだけど、質として全く悪くない。私自身は知っていながら、あえて旧版を使うこともあるし、こだわる人もいればこだわらない人もいる。フランソワなど、ゆっくりした曲は初見で弾いていたりするので、ト音記号とヘ音記号を間違えて録音していたりするし、それでもその演奏が良かったりもする。かといって褒められたことではないし(笑)、そのあたりが難しい所だね~~。

お店は最近のお気に入り、人形町のフレンチ「ノブレス・オブリージュ」。青柳さんはほとんどフランス人だから「これぞ現地のフランス料理だ!」みたいな真髄を謳うお店はむしろ危険。正統的だけど「日本のフレンチ」の伝統を感じさせて、温かく包んでくれる懐かしさがある人形町ならではのフレンチを選択したというわけ。

ここの最高に美味しいのはハンバーグ!フレンチだから「ステーク・アッシュ」ということだけど、ここのハンバーグは最高!好み!私の中では日本一!(笑) もちろん浅草の「モンブラン」のも大好き、御徒町の「洋食のさくらい」も大好きだけど、私はやはりここかな~~。オススメ。
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定番の前菜が並び、冷たいスープもまろやかに旨い。
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海老・蟹のお魚に続いてハンバーグ!
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おおおお!見るからに美味しそう!美味しいのだ!
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というわけで大満足!次回はピアニスト&アレンジャーの直江香世子さんとヴァイオリンの松浦梨沙さん!チームアニソンの登場(笑)。

by masa-hilton | 2018-08-09 06:35 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」7月号 インパクトある写真にご注目!

a0041150_14154934.jpg月刊「ショパン」7月号は、清水和音さんが対談を受けてくれた。かなりお会いするのは久しぶりだが、楽しかった。ふたりの2ショットが(笑)、あまりにインパクトが強くて大受けだったね。

特集のほうはピアニストが本音で語るページ。本音で語ると言っても本音ではまだまだ語っていない。日々自問自答で、中には精神に異常をきたす人もいるぐらいで、あんまり本音を書いてもつまらないし、大体書けないよね。そうなると、どうして今があるかのような自慢話になったり、宣伝じみたことが増えてこれも読む気にもならないだろうから、結構書くのは難しい。

他の人はいざ知らず、夢みたいなこと言ってんじゃねーよとか、かっこつけて良さげに見えることを書いても怒られそうなので(笑)、厳しい現実にのみ触れておいた。厳しいことを言うと最近パワハラになり、上から目線とか言われるけど、この業界、マジ厳しいんだから仕方がない、パワハラだろうがセクハラだろうが、ちょっかいかけて来てくれる先輩は超有難いよね。それを超えていろいろ教わり、私もここまでやってきた。「ハラ」になって苦悩している暇もなかった。心が折れてつぶれるかどうかも本人次第。覚悟のほどと、やはり才能だろう。見渡しても、本当に音楽的な才能を持つ人は一握りであるから。

やりたいからやるのではアマチュアと一緒。やらなければならないからやるのでなければいけないのだけど、そう思える目安はいったい何なのだろうか?ホントノトコロはそんなことじゃないかな?

さて清水和音さん、結構インタビューとかでは毒舌だったり、無茶を言っている感じがあるけど、今回は気を遣ってくれたのか、とても温かい話をしてくれて、読まれた方は随分印象を良くされたに違いない。そんな彼は最近砂糖にアレルギーが見つかったとかで、最初は冗談か彼一流のいたずらかとも思ったのだけど(笑)、マジな話だった。良いメニューを探すのに苦労しちゃったよ、まず和食にはすべて砂糖ははいっているしね。塩コショウで美味しいもの・・・・で思い出したのが「鴨のコンフィ」とか絶品の「ル・レモア」。ここの支配人さんなら目の行き届くケアをしてくれるはず。その思惑は当たり、とても美味しく大成功だった。本当に良い店!!前菜はサーモンから。
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フォアグラのお味も良い。
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ストーブ鍋のサラダは最高。
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メインはもちろん、鴨のコンフィ。大のお気に入り。
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デザートは二品。
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清水さんが砂糖が苦手ということは伝えてあったので、彼にはチーズの盛り合わせが!さすがの心遣いだ。私は普通にデザートだ、ごめんね。
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久しぶりの再会だったが、とても楽しい時間だった。次回は青柳いづみこさんの登場。

by masa-hilton | 2018-06-21 05:07 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」6月号はにぎやかに

a0041150_04332568.jpg月刊「ショパン」6月号は表紙がこの人ということで、売れに売れているそうですね。ほとんど写真集のように、美しいグラビアで(笑)ファンの心を十分にくすぐる内容(笑)。

そういえばスケートの特集号も売れに売れたというお話。やはりクラシックのジャンルは日本ではマイナーなんだなあということを思い知りますね。でもマイナーだからこそ、私たち、本物志向で行きたい!そういうわがままが通ると思うし、そうでなければいけないと思ったりするのです。

調律師のお話の映画化、本もそうですが、漫画、アニメも次々実写化されて、最近は実写ブームとも言えますね。私はアニメはアニメのままが良いと思いますし、その方が好きですが、挑戦するのは良いことでしょう。

ピアニストの話、調律師の話、こういうものは周到に取材されて、かなり詳しく本当のことに肉迫して真理を描いていると考えられがちですが、私たち専門家から見ると、事実とはずいぶん違うし、ありえないことも多く、あまり感動できないことがほとんどです。が、事実そのままでは物語にはならないですしね、それで良いと思います。一般の人がそれで興味を持ってくれるだけで、ありがたいと思わなければいけませんね。

さて対談は本田聖嗣くん。奥さんの佐々木京子さんも活躍されているピアニストなので、ご夫婦でお呼びしました。司会などもやられている本田さんだから、楽しいお話しもいっぱいです。お店はご存知「マンツォヴィーノ」にしました。
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もとはイタリアンだからできる美味しいバーニャカウダ、ピクルスなどなど、いつも美味しいものが並びます。
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イカ墨のトリッパも定番ですね。焼肉も当然味わい深く、大いに盛り上がりました。
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シメはいつものボロネーゼ!大好きです!大満足!本田くんの番組に誘われているので、そちらにも出ようと思います。ぜひお楽しみに。次回は清水和音さんです。


by masa-hilton | 2018-05-21 14:40 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」5月号、対談はますます好調です


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月刊「ショパン」5月号、今月号のハイライトは何と言っても私の対談ですね。なんちゃって(笑)。横山幸雄さんの登場です。

横山さんと言うと華奢なイメージではないですけど、ショパンの全曲コンサートをしたり、難曲の協奏曲を一晩に弾いてみたりと、マラソン的な体力の限界に来そうな企画をよくやられていますよね。もちろん演奏力が高いからできるんですけど、正直なところ「よくやるなあ」と同業者は全員思っているところです(笑)。

その中で興味深い発言は、暗譜についてのことです。暗譜は覚えるのが大変と考えがちですが、彼は暗譜を間違えるというのは、「覚えられなかった」のではなく、「弾けなかった」ということだと考えているようですね。確かに結果的には「間違えた」わけですから、そういうことなわけですね。

同時に体力を試すようなそういう企画をしつつ、一日一食主義とか、都市伝説もいろいろあるので、書ける範囲でお聞きした次第。これからはレパートリーを広げるよりも、深めていきたいというお話、それは私もそうですが、彼はまだまだお若いので、個人的にはもっといろいろな曲を聞かせてほしいなあと思っています。

とにかくご自身でレストランもやられているし、お酒にもいろいろこだわりもあるでしょうから、レストランを選ぶのが大変ですよね(笑)。こういう時こそ、無難な万人向きなホテルのレストラン的なところが良いかもと思い、また夜も遅かったので、銀座の隠れ家、私のお気に入りでもある「日月火」
を選択。そんなに間違いはないはずです。
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ハマグリのお椀も美味しい。写真は暗かったのでボケ気味ですが、お刺身も良いモノでした。
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ここはお味が良いし席も広いので落ち着きます。対談向きにはとても良いお店でした。
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最後はお蕎麦でシメ。楽しい対談になりました。さて次回はラジオやコンサートの司会もこなす本田聖嗣さんです。

by masa-hilton | 2018-04-20 10:58 | 連載対談@お江戸で連談

月刊「ショパン」4月号、ルバートについての考察の特集

a0041150_22150826.jpg月刊「ショパン」の4月号は特集記事がなかなか面白いですね。楽譜の読み取り方というのは本当に大事なことで、大事なことであるけれど基本中の基本であり、これを論じなきゃならないっていうのは、そもそも手遅れだと思うのだけど(笑)。でもこればかりは、誰かに教えてもらわなければ、なかなか独力ではできないし、そもそも伝統芸術なんだから、こうして目の付くところで特集が組まれるのは、大変良いことだと思います。

私もルバートについての原稿を頼まれて書いています。きわめて普通なことを書きましたが(笑)。それぞれの演奏家がそれぞれの立場でいろんなことを言っていて、なかなか面白いですよ。中には「こんな風に考えてるの?」みたいな薄い原稿もあったんだけど、そもそもピアニストがこんなことを精密に語る義務はない(笑)。自分の手の内を見せるなんて・・・・そんな考えの人もいるのだと思った。

指遣いについても色々なことがあるけど、魔法のようなものはなかなか教えられない、コツ止まりだよね。今回のもそう。左手での取り方など、面白いものもありました。

魔法のようなと言えば、たま~~になんだけど、ウィーン原典版にデムスやスコダがヒョイと書いた指遣いがスゴイ。あれこそ魔法というべきものだ。興味のある方は目をサラのようにして(笑)、ウィーン原典版とにらめっこしてくださいね。

さて今回の対談はクラシックニュースでおなじみの薮田益資さん。梶本音楽事務所のかつての副社長であり、今は私たちのために、ネット配信のクラシックニュースを立ち上げ、様々な告知をしてくださっている大事な方ですね。私も先日お世話になりました。そんな薮田さんが手がけたチェルカスキーやフランソワ、さらにはストラヴィンスキー等の裏話、素顔についてを、可能な限り(笑)書きましたので、ぜひお楽しみになさってください。けっこう面白いです。

そして今回行ったレストランはお久しぶりの「アル・ポンテ」人形町イタリアンです。以前は中村さんというフロアの素晴らしい人がいて、実に見事なレストランだったのだけど、中村さんがいなくなってちょっと落ちた感じがあって、そのあと場所も変わったので行かなくなってしまっていた。今回は久しぶりの再訪なので、期待もあり楽しみにしていたのだけど、やはりちょっと古めなアンティークなお味は否めない。最近のモダンなイタリアンとは一線を画しているけど、逆にその良さもあって良かった。特に薮田さんは昔ながらの洋食好きなので、こういうテイストのほうがドンピシャ。楽しい時間を過ごせました。

かわいらしいが繊細とは言えない、不思議な面白い感じのアミューズ。
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それに続く前菜はみずみずしく美味しい。
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このパスタがチーズのパスタとか、もっと現地的なものであったらずいぶん印象が違うと思いました。
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メインの肉もやや無難な感じ。
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昔美味しかったプリンは健在でした。
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少し足が遠のいていたけど、また行っても良いな!という感じで好印象の「アル・ポンテ」さん、引っ越した新しい場所も悪い感じはなく、居心地も良いです。おかげさまで対談も成功。来月は横山幸雄さんです。

by masa-hilton | 2018-03-18 22:14 | 連載対談@お江戸で連談